臨床＋α

2014年2月9日、2014年第1回勉強会 「新世代のメディカルキャリア～これからの医療者の可能性を語ろう」を実施しました。前日の大雪にも関わらずご参加くださった皆様、有難うございました。

講師として、泌尿器科専門医、基礎研究者、厚生労働省医系技官等のキャリアを経、現在は北里大学医学部医療経営学特任助教として活躍中の佐藤乃理子様をお招きし、講義とディスカッションを行いました。佐藤様には、2013年11月15日の「+αな人」の記事も執筆いただいております。

講義では、佐藤様自らのキャリア変遷とターニングポイントのお話、価値観に関するお話しをしていただきました。講義後の質問時間では、自らを客観的に見るポイントや臨床から+αの道に進む際の葛藤と実際、他職種の協働等について活発な意見交換が行われました。

その後、参加者はグループに分かれ、グループディスカッションを行いました。ディスカッションでは、ある医療場面の会話について書かれた事例を用い、其々の立場で使われた「助かる」という言葉を基に、各登場人物が使った言葉の意味についてディスカッションを行い、最後に全参加者と共有しました。

ディスカッションの様子 　　　講師の佐藤乃理子様

参加者の皆様からいただいた感想からは、ほぼ全員の方が満足され、コメントでは今後も将来の＋αを目指す方のための勉強会やセミナー実施を希望される声が聞かれました。また、具体的な今後の運営に対する貴重なご意見・ご要望をいただきましたため、運営に活用して参ります。

スタッフ 阿部 真美