+αの道

Master of Public Health (Clinical Effectiveness)

ハーバード公衆衛生大学院

留学先 :

ハーバード公衆衛生大学院(HSPH)

留学先の場所 :

ボストン、アメリカ合衆国

専門 :

Clinical Effectiveness

留学先で取得した学位・資格 :

MPH(公衆衛生学修士号)

留学先のウェブサイト :

http://www.hsph.harvard.edu/

留学先の特徴・売り :

医師や看護師などclinicianのみを対象としたコースであり、臨床研究の方法論を中心に学ぶコース。通常HSPHのコースは9月からであるが、これは7-8月の夏季集中コースから始まる。夏期集中コースは6週間で15単位取得が必要なintensiveなコースであるが、統計学・臨床疫学を中心に短期間で学ぶことができ、その内容は非常に濃い。自分の臨床研究プロジェクトを立て、授業と並行してプロジェクトを進めていくのも特徴。非常に実践的。選択科目も豊富で、どれを取るか迷うくらい。


留学準備

願書締め切り日 :

12月と2月頃(要確認)

願書以外に必要なもの(例:エッセイ・GRE・TOEFL・推薦状など) :

エッセイ、大学の成績証明書、GRE、TOEFL、推薦状3通

受験予備校や主なテキスト名 :

なし

準備期間 :

1週間

留学先へ入るためのアドバイス(自身の経験から) :

年々人気が増し、入るのが難しくなっているコースである。エッセイと推薦状の内容が重視され、GRE点数はあまり合否に関係ないと思われる。GRE準備はウェブ上の例題をやっただけで、出来は散々だった。エッセイでは、いかに臨床研究に興味があるか、そのスキルを今後どのように生かしたいか、そして実績をはっきり示すことが必須と思われる。エッセイは必ずアカデミックなネイティブにチェックしてもらう。推薦状は、臨床・研究で名のある人からもらうのが理想的だが、自分のことをよく知っていることが条件なので現実的には職場のボスなどになる。自分がいかにリサーチに興味があり、それを実践する実行力があり、かつリサーチを臨床現場に生かす潜在能力があるかを書いてもらう。私は、当時勤務していたBrigham and Women’s Hospitalのボス(Harvard Medical SchoolのProfessor)に書いていただき、そのボスから絶対合格間違いないとお墨付きを頂いた。推薦状は極めて重要。
夏期集中コースは毎日3コマの授業があり、宿題も多く、楽ではないので、それなりの英語力が必要。

印象に残っているコース名 :

Introduction to Clinical Epidemiology
Applied Regression for Clinical Research
Research with Large Databases
Health Care: Quality Improvement


学費(学位取得までにかかったもの) :

業料が32000ドル程度(2006年当時)+テキスト代など

留学中の生活費(月単位あるいは年単位でだいたいの額) :

約30万円/月

年数(学位取得まで) :

11ヶ月間(夏季のみ3回受講でも可)

奨学金など経済的援助元(もしあれば) :

とくになかったが、現地病院に勤務しながら学位取得したため、給料が出ていた

留学先での居住環境(寮・賃貸・家賃など) :

賃貸マンション。1LDK駐車場付で1900ドル/月程度。


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